2015-03-04 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第2号
例えば、先ほども御紹介をいただきました、最も最近発効いたしました日豪EPAにおきましては、我が国のEPAとしては初めて食料供給章を立てまして、食料の安定供給確保の規定を設けたところであります。
例えば、先ほども御紹介をいただきました、最も最近発効いたしました日豪EPAにおきましては、我が国のEPAとしては初めて食料供給章を立てまして、食料の安定供給確保の規定を設けたところであります。
こうした認識を踏まえまして、委員御指摘のとおり、日豪EPAにおいては、食料及びエネルギー・鉱物資源の安定供給の確保の観点から、我が国が提案をいたしまして、この我が国からの提案に基づき交渉した結果、食料供給章及びエネルギー及び鉱物資源章を設けることができました。
○荒木清寛君 次に、午前中にも随分議論になりましたが、本協定には食料供給章というのが日本のEPAとしては初めて設けられました。また、エネルギー・鉱物資源章も設けられました。これらの規定はどのような経過により設けられ、またそのことによってどういう効果が期待できるのか、お尋ねします。
○糸数慶子君 次に、食料供給章についてお伺いいたします。 本協定には食料供給章が設けられ、牛肉、バター等の特定品目の輸出又は輸出のための販売の禁止や制限を回避するよう努めること、輸出制限を導入する場合にも、制限を限定し、協議等を行うよう定めています。
今回のこの日豪EPAにおいて一つ大きかったのが、食料供給章を設けたことにあるというふうに思っております。日本の食料安全保障の観点から大変意義があるわけですけれども、同時に、この供給章自体は努力義務規定なのかなという印象を持っておりますけれども、これ具体的に日本の食料安全保障にどう実効性を持たせるのか、お答えいただけますでしょうか。
このため、食料供給章の規定によりまして、我が国に対する豪州からの重要な食料の供給を妨げる措置の導入が抑制をされ、我が国と豪州側の関係者、関係機関の協力関係が強化されることにより、豪州からの食料の安定供給確保に資すると考えているところでございます。
今回、この協定におきましては、先ほどの食料供給章あるいは今の原産地規則章等、新たな試みが幾つも入っているわけでございます。今後、今進めている経済連携協定等にも今回の日豪EPAが成功するかどうかというのが非常に大きな影響を持ってくると思いますので、しっかりとこの制度、具体的に進めてしっかりこの合意のとおりに守っていただけるようお願いして、私の質問を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
日豪EPAの食料供給章については、食料について、輸出国内の生産が不足した場合にも輸出規制を新設、維持しないように努める旨規定していますので、ここが豪韓と日豪EPAの違いだというふうに考えております。
今回のEPAに関しまして、非常に特徴的というか初めて入ったということで、これも過去に何度か質問があったのではないかなと思うんですけれども、食料供給章というものが入っております。
以上、申し上げましたような内容を持つ食料供給章の規定によって、我が国に対するオーストラリアからの重要な食料の供給を妨げる措置が抑制されるということを私どもは期待しているわけでございます。
○宮沢(隆)委員 食料安全保障のことを考えると非常に重要な規定だろうと思って、これを結ばれたことは非常によろしいかなと思うんですが、一方で、オーストラリア側からほかの国と食料供給章というのを結んだ場合に、マルチプルに結ぶようになると、日本への影響とかというのはあるんでしょうか。
最後になりますが、この表の一番右端、先ほどもちらちらお話が出ていましたが、食料供給章というものですね。緊急時に対応する云々というお話だったんですが、済みませんが、もう一回簡潔に説明をしていただけますか。
また、物品の市場アクセス以外の分野については、先ほども御質問いただきましたとおり、韓豪FTAにはない、独立の食料供給章やエネルギー及び鉱物資源章が日豪EPAには設けられておりまして、これは特筆すべきことだろうと考えております。
具体的な内容といたしましては、先ほどの食料供給章と類似の第一項が設けられております。すなわち、WTO協定に整合的であっても、エネルギー及び鉱物資源の輸出禁止や輸出制限の措置を導入しないよう努めることを約束しております。 さらに、過去、インドネシア及びブルネイとの間のEPAにおきまして、限定的ではありますけれども、エネルギー・鉱物資源に係る独立の章を設けたことは、委員御指摘のとおり、ございました。
委員御指摘の食料供給章でございますけれども、我が国がこれまで結んだEPAの中で、食料供給章を設けたものはございません。本件日豪EPAが初めてになります。 また、豪州及びその他の主要国が第三国と締結している自由貿易協定、経済連携協定について、網羅的にお答えするのは困難でありますけれども、我が国が豪州と結んだこのEPAのような独立の章を設けている例があるとは承知しておりません。
次の質問ですけれども、この食料の安定供給、ここに関連して、先日大筋で合意をされました日豪EPA、ここにおいては初めて食料供給章というのが設けられたということが話題になりました。
○大臣政務官(横山信一君) 食料供給章の規定が今回の日豪EPAについて大筋合意をされたということでございます。 これにつきましては、輸出規制を導入する場合には必要な範囲に限定をすること、そしてまた輸出規制の理由、性質、適用期間についての事前通報をすること、また他方の締約国の要請による輸出規制に関する協議等についても規定をしているところでございます。
いろいろ申し上げましたが、最後に、私は、これはよかったなというのが一つありまして、今回のEPAの内容で、食料供給章というのが入っていますよね。私は、今回、ちゃんと入っているというのは、すごくいいことなんじゃないかなと思うんです。
○林国務大臣 食料・農業・農村基本計画にも、食料安保のために、国内生産、輸入、備蓄等々でしっかりと確保していく、こういうふうに書いてあるところでありまして、そういった意味でも、この食料供給章、今回は本邦初公開といいますか、EPAとして初めて設けられたものでありますが、御指摘のとおり、食料について輸出国内の生産が不足した場合でも輸出規制を新設、維持しないよう努めるというふうにきちっと書かせていただいたところでございます